◆前記事のホトケノザの写真を撮っていた時、南の方から力強いローター音が聞こえてきたので、ホトケノザ撮影を中断してレンズを向けると―――▼

曇天・逆光という最悪の条件で真っ黒いシルエットだが、ロクマル系の軍用ヘリのようだ。
最初はこのあたりでもよくお目にかかる陸自（または空自）のUH-60かと思ったが‥‥‥



左右に増槽を担いでいない。ということは海自のSH-60か！？それにしても低いところを飛んでいるなぁ‥‥‥。

▲ファインダーを覗いている時点では真っ黒で、機体のマーキングなどは見えていなかったが、海自のSH-60ではないことは色でわかった。

▲ファインダー越しにも、どうやら米軍機らしいことは判ったが、あとで画像を見て「これはけっこうなレア物だぞ！？！？」とビックリ。


機体には「UNITED STATES NAVY」「COMSEVENTHFLT」「HSL-51」の文字が。
「UNITED STATES NAVY」―――これはいうまでもなく「アメリカ海軍」のことだが、その下の「COMSEVENTHFLT」そして「HSL-51」って何？？？

まずはHSL-51で検索すると、米軍厚木基地に配置されている「第7艦隊 第51対潜ヘリコプター飛行隊」と出た。
さらに「COMSEVENTHFLT」でググると「Commander, Seventh Fleet」の略、つまり「第7艦隊司令官」という意味だったのだ(＠_＠;)。

もう2度と見ることができないかもしれないこんなレア物を、こんな悪条件でしか撮れなかったのが本当に残念ではあったが‥‥‥とうとうTWKも第7艦隊司令官が偵察に来るようになったか（笑）。

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～おまけ～

昨年8月にTWK上空に飛来した米軍横田基地所属のUH-1N▼


米軍機って、日本の航空法無視して超低空で飛んでることが多いような‥‥‥(^_^;)

[α77＋SIGMA 50-500mm F4.5-6.3 APO HSM]

撮影日：2013年1月24日

撮影場所：埼玉県三郷市上彦名（TWK屋上）