◆昨年に引き続き、今年も百里基地航空祭（特別公開）へ行ってきた。

その道中の話などはあちらのブログに書いているのでここでは省略するが、この「特別公開」に関しては百里基地のサイト等で「百里基地周辺11市町にお住まいの方で応募された方を対象に公開」という記載があったため、他府県の人間が会場内で撮った画像をアップするとあたかも不正を働いて入場しているようにネット上でバッシングされるという、いかにも最近の世の中の風潮を象徴するような現象が起こっている。

これについては、近隣地区の方対象の入場券以外に「招待枠」が存在し‥‥‥いや、これは「桜を見る会」じゃないんだけど（笑）、じつはこの私も知り合いの自衛隊員の方からいただいた入場券（近隣の方に送られるのとは別のもの）で入場したということをここでお断りしておく。（だから晒されても筋違いなんだけど‥‥‥）

それにしても、最近ネット上ではやたら正義を振りかざす人々が多く、いろいろとやりにくい世知辛い世の中になってしまったものだ。

そういう例で言えば、航空無線の内容をアップするとすぐに「電波法違反です」ってツッコミが入るのもその類だが、もちろん秘匿性がある内容を公開したら大いに問題があるが、航空祭の中で、公開されている周波数での交信内容は多数のマニアたちに傍受されてるわけで、交信する方も聴かれたらマズい内容はそこでは喋らないだろうし、航空祭は無線を聴きながら観ればもっと楽しいと思うので、それを多くの人に知ってもらう意味でも「電波法違反だ！！」などと煩い事を言わないで欲しいものである。

―――話が脱線してしまったようだが、令和元年百里基地航空祭特集のその1は、無線交信を聴きながら観た方が何倍も面白いブルーインパルスの特集からアップしようと思います。

雲一つない青空の下、ひさびさにブルーインパルスの「第1区分」が見られるということで期待が高まったが―――

離陸前の「儀式」ウォークダウンを終え、大勢の観客の前を1番機から順にタキシングし滑走路へと向かう。

ところが、離陸直前になって何やら慌ただしい様子の無線交信が飛び交う。どうやら3番機に機体トラブルが発生し、急遽3番機は飛行中止に。

まぁ、最近はなぜか1～4番機によるダイヤモンドテイクオフをやめてしまっているので（安全上の理由？）1機ずつの離陸なのでこの時点では無線を聴いていない人はほとんど異状に気付いていないと思われるが。

だけど、ダイヤモンドテイクオフをしないとしょっぱなのインパクトが弱いねぇ。初めて観る人には「つかみ」でインパクトを与えることが大事だと思うのだが‥‥‥。

まあいい。あまり批判的なことを書くのはやめよう。以下、キャプション省略。

（動画も撮りながらなので、静止画で撮れていない場面が多くなっております）

▲地上のケロヨンにピントが合ってしまった(ーー;)

▲離陸直前のトラブルで戻って来た3番機。残念でした。

3番機が欠けたことによってスタークロス等何種類かの演目が中止になったり、隊長の「ダイヤモンド」の指示があってもダイヤモンド隊形ができなかったり、いろいろ消化不良な面はありましたがとりあえず無事コンプリートミッション。

▲ブルーインパルスと春秋航空機のツーショットは百里基地ならではの光景。

相変わらずヘタッピですが動画もまとめてみました▼

―――本当は無線交信の音声も入れたかったんだけどなぁ‥‥‥(^^;

次は「ブルーもいいけど、ファントムもね！」ってことで、（その2）は今回の主役・F-4ファントムを中心に書く予定です。

※2020年1月28日アップしました▼

［SONY Cyber-shot DSC-RX10M4］




撮影日：2019年11月30日